高松不動産モールスタッフコラム木綱 遼不動産購入の際の用途地域って・・・?

スタッフコラム

2024.12.08
  • [木綱 遼]
  • [プロが教える住宅購入ガイド]

不動産購入の際の用途地域って・・・?

用途地域とは、都市計画法に基づいて定められた地域の区分で、特定の用途(例えば、住宅、商業、工業など)に応じて土地の利用を制限するための制度です。これにより、土地利用の調和を図り、住環境や商業活動の適正化を目的としています。

用途地域は、現在13種類あり、大きな枠組みで見ると主に以下のような3種類に分かれています。

1. 住居系:住宅の建設が主に許可される地域で、さらに「第一種住居地域」「第二種住居地域」などに細分化され、商業施設や工場の建設に対する制限が異なります。

2. 商業系:商業活動が主に行われる地域で、店舗やオフィスビルなどの建設が許可されます。

3. 工業系:工場や倉庫などの工業施設が建設されることを目的とした地域です。

それぞれの用途地域によって、その場所の環境が違ってきます。

例えば、「第一種低層住居専用地域」では、10mもしくは12mと高さの制限が設けられており、高層マンション等は建てられません。

コンビニ等の店舗も建てられませんので、比較的静かな住環境にあたる地域になります。

「近隣商業地域」であれば大型のショッピングモール等も建築できるエリアになりますので、利便性の良い立地にはなりますが、人通りや車通りは多くなり、少し騒がしい地域にはなります

用途地域ごとに特色がありますので、不動産の購入の際には、用途地域から購入エリアを絞ってみるのもいいかもしれませんね!

また、用途地域は、土地の利用計画や開発に大きな影響を与えるため、不動産の購入や開発を考える際には、事前に確認しておくことが重要です。何か他に知りたいことがあれば、お気軽にお尋ねください!

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